リヴァプールの選手達 photo/Getty Images
7勝1敗、勝ち点21
29日(現地時間)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ最終節が終了し、リヴァプールが首位で決勝トーナメント進出を決めた。
最終節のPSVアイントホーフェン戦こそ2-3で敗れたものの、リヴァプールはそれまでの7試合全てに勝利。
ユルゲン・クロップ前監督が指揮を執っていた頃と変わらぬ強さを見せているリヴァプールについては、かつてACミランでゾーンプレスを導入して黄金期を築き、サッカーの守備戦術に革命をもたらしたと言われるアリゴ・サッキ氏も称賛の言葉を惜しまない。同氏はリーグフェーズでのリヴァプールの戦いぶりについて以下のように語っている。
「私にとって最も印象的だったチームはリヴァプールだ。彼らはフルスロットルで前進している。彼らがペースアップした時、止めるのは不可能だ。プレミアリーグで彼らが優位な立場にいることがそれを証明している」(イタリア紙『Gazzetta dello Sport』より)
「クロップの時代が終わり、新監督であるスロットは非常に謙虚な姿勢でチームをマネージメントし、前任者による戦術的な原則を維持するとともに幾つかの小さな部分に変更を加えた」
リヴァプールは、3月4日にプレイオフを勝ち上がってきたチームと決勝トーナメント一回戦で対戦する。対戦相手はまだ未定だが、どのチームにとっても今の彼らに勝つのは非常に難しいチャレンジとなるだろう。