バルセロナを率いるハンジ・フリック photo/Getty Images
バレンシアに再び圧勝
バルセロナのハンジ・フリック監督が現地時間6日に行われたコパ・デル・レイ準々決勝のバレンシア戦を振り返った。
先月26日のリーグ戦でも同相手に7得点で圧倒したバルセロナは、この試合でも序盤から得点が生まれる。
開始早々の3分にフェラン・トーレスが先制点をマークすると、17分にも同選手が追加点を挙げる。23分のフェルミン・ロペスのゴールを挟み、30分には再びフェランが追加点を挙げ、古巣相手にわずか30分でトリプレーテ(ハットトリック)を達成した。その後59分にラミン・ヤマルが決めて、試合は5-0で終了。バルセロナが準決勝に駒を進めた。
「私たちにとって非常に重要な勝利だ。チームのパフォーマンスに満足している。立ち上がりからチャンスを作ってゴールを決めることができた」と会見で試合を振り返ったフリック監督。ここまで公式戦35試合で109ゴールという圧倒的な攻撃力を見せるチームに対し「これが私たちが望むプレイしたいスタイルであり、常に次のゴールに飢えている。このペースで若い選手たちとプレイするときは、可能な限り多くのゴールを決めることを常に考えている」と選手たちがフリックが望むことを実践していることに誇らしげに語った。
バルセロナが今季ここまで5得点以上で勝利した試合数は11回。ほとんどの試合を大量得点で勝利しており、現チームの破壊力は欧州トップクラスと言えよう。その分失点が多いのが難だが、圧倒的な攻撃力で今季は勝ち抜いている。
準決勝に進出したチームはバルサの他にアトレティコ・マドリード、レアル・マドリード、レアル・ソシエダに決まった。唯一ホーム&アウェイで行われる準決勝の組み合わせ抽選は12日に行われる。
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