チェルシーのコール・パーマー photo/Getty Images
前半戦は好調だったが
エンツォ・マレスカ監督率いるチェルシーが不調に陥っている。プレミアリーグ第17節エヴァートン戦から第20節クリスタル・パレス戦までの4試合で白星を挙げられず、第22節ウルブズで勝利を挙げたかと思えば、続く23節では今季不調のマンチェスター・シティに3-1で敗れている。
第25節ブライトン戦ではアウェイで3-0の完敗を喫しており、他クラブの成績次第では今節にもトップ4から落ちる可能性が出てきた。
『Sky Sports』で解説を務める元リヴァプールのジェイミー・キャラガー氏は、今季チェルシーがCL出場権を獲得できない場合、チームの主力であるコール・パーマーらが退団を考えるかもしれないと主張している。
「(チェルシーの)プロジェクトはあと2年、3年かかるだろうが、問題は最高の選手たちがそれを待てないということだ」
「コール・パーマーはプレミアリーグで最高の選手の1人だが、今日は(ブライトン戦)フラストレーションが溜まり始めていると感じた。彼はプレミアリーグとCLでトップを争えるだけの実力を持っています」
「優勝までに5年、10年かかるという考えは非常にナンセンスだ。ノッティンガム・フォレストは3位だが、チェルシーは10億ポンド以上を費やしてこの順位にいる。もし、CLに出場できなければ大惨事になるだろう」
「パーマーは数年後にCLに出場できるだろうという考えを待つつもりはない」
チェルシーはCFであるニコラス・ジャクソンを負傷で欠いており、直近のブライトン戦では枠内シュート0本という苦しく厳しいスタッツを記録してしまった。彼は最前線でボールをキープして時間を作れる選手であり、彼の不在でパーマーの輝きも失われつつある。