トッテナムに今冬加入したダンソ photo/Getty Images
今冬にRCランスから加入
トッテナムの指揮官アンジェ・ポステコグルーはDFオーストリア代表DFケヴィン・ダンソ(26)をプレミアリーグ第26節イプスウィッチ戦(4-1)の後に称賛した。
今シーズンのトッテナムは絶対的CBコンビであるミッキー・ファン・デ・フェンとクリスティアン・ロメロが負傷で長期離脱を強いられてしまう緊急事態に。
2100万ポンド(約40億円)で獲得したディフェンダーはここまでトッテナムで公式戦4試合に出場しているが、即座にチームにフィットし、不安定だったディフェンスラインを立て直すことに貢献。ポステコグルーもダンソがチームに与えた影響に満足しているようだ。
「彼は楽しんでいると思う。加入以降、彼は私たちにとって素晴らしい存在だ。彼は本当にクラブに馴染み、選手たちとも馴染み、挑戦を受け入れている。新しいクラブに来るのは簡単なことではない。彼にはシニアメンバーに近い存在になってほしいと思っている。今日から10代の選手が3人いて、4人目も加わる。まだ本当に若いチームだ。ケヴィンは我々にとって素晴らしい補強になったと思う」(英『TBR Football』より)
主力選手の負傷により、若手選手を多く起用せざるを得ない状況の中、新加入ダンソにリーダーとしての役割も期待するポステコグルー。
守備面でのパフォーマンスはもちろんだが、同メディアは「ボールを運び、前進させる能力こそが、彼を重要な補強にしている」と主張しており、ビルドアップでの貢献もトッテナムにとっては大きいとダンソ加入による変化を伝えている。
今シーズンは苦戦を強いられ、リーグ戦の順位も12位に沈んでいるトッテナム。それでも連勝を飾ることができた点はチームにとってプラスであり、ここからの巻き返しを期待したい。怪我人もここから少しずつ復帰してくることが予想されるが、新加入選手との融合でトッテナムはここから連勝を積み重ねていけるか。