シティでプレイするコバチッチ photo/Getty Images
3000万ユーロで獲得可能か
アトレティコ・マドリードは今夏の移籍市場でマンチェスター・シティでプレイするクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ(30)の獲得に興味を持っているようだ。英『CAUGHTOFFSIDE』が報じている。
2023年夏にチェルシーからシティに加わった同選手は加入1年目となる昨シーズン公式戦46試合に出場し、3ゴール1アシスト。そしてロドリが負傷離脱した今シーズンはここまで公式戦31試合で5ゴール1アシストを記録している。
ボールを運ぶ能力はプレミア屈指でシティでも随所に見せていたが、プレイスタイルの違うロドリの穴を埋めることが今シーズンは期待されることもあって、批判を浴びることも度々あった。また今冬にニコ・ゴンザレスが加入して以降、アンカーのポジションを奪われており、過去5試合はベンチからのスタートとなっている。
今夏、シティは世代交代に動くと考えられており、多くの主力選手の退団が噂されているが、チーム改革の一環としてコバチッチを売却することに前向きだという。すでにシティはコバチッチの後任としてアタランタのエデルソンの獲得を目指しており、3000万ユーロ(約47億円)のオファーで売却する可能性があるようだ。
アトレティコはさらなる値下げを画策しているようだが、後任が獲得できればシティが売却に動いても不思議ではない。近年無類の強さを誇っていたペップ・グアルディオラ率いるチームは今シーズン苦戦を強いられており、今夏には大きく人員を入れ替える可能性が高い。ベルナルド・シウバやケビン・デ・ブライネなどの選手の去就も注目されているが、コバチッチは今夏シティを離れるのか。