バルセロナでプレイするヤマル photo/Getty Images
世界が注目する存在に
バルセロナFWラミン・ヤマルは昨季も目立つ存在ではあったが、キャリアが大きく動き出すきっかけとなったのが昨夏のEURO2024だ。
17歳の若さでヤマルはスペイン代表の絶対的主力となり、準決勝のフランス戦では圧巻のゴールも披露。
このEUROから本格的にヤマルに注目し始めるようになった人も多いだろう。単なる若手ではなく、サッカー新時代をリードする存在として世界がヤマルを認めた瞬間でもある。
『UEFA』のインタビューにて、ヤマルはEURO優勝から注目度が変わったと語っている。17歳の若者にとっては複雑かもしれないが、普通の生活が送りづらくなったというのだ。
「以前までは子供だったけど、EUROを制してからは全てが変わったね。もう子供ではないし、自信を持てるようになった。以前は飛行機での旅行も普通に行けたんだけどね。今は空港を通るのが大変なんだよ。誇るべきことではあるけど、同時に普通の生活を送れないから大変でもあるよ」
今季はバルセロナでもロベルト・レヴァンドフスキ、ハフィーニャと魅惑の攻撃陣を構成しており、ラ・リーガでも首位に立っている。自慢の攻撃力を武器にチャンピオンズリーグ制覇を狙うことも不可能ではないはずで、今季リーグ&CLを制するようなことがあればヤマルの周囲はさらに騒がしいものとなりそうだ。