ボクシング史上2人の偉業、2階級で4団体統一を果たした井上 photo/Getty Images
これで年内フェザー級挑戦にも前進
プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の次の2試合が決まったようだ。
『The Ring』によると、次戦はこれまで出ていた噂通り、5月4日に米ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、WBA同級2位ラモン・カルデナス戦。
また同誌は、井上がアフマダリエフ戦に合意しなければ、WBA王座が剥奪される可能性があったとも報じている。同時にそのアフマダリエフ陣営には井上戦までの待機料、及び報酬についてもトップランクと両陣営、三者の間で合意があったようだ。
以前アフマダリエフとは12月にサウジアラビアで対戦する計画もあったが、この情報が本当であれば、井上の年内フェザー級挑戦が一歩前進したことになる。その相手はWBA世界同級王者ニック・ボールが濃厚とされている。
果たして”モンスター“井上はどこまで勝ち続けるのか、そして強敵相手にどんなボクシングを披露するのか、今後も彼の活躍に期待がかかるが、追って正式発表が出されるのを待ちたい。