アーセナルの宝マックス・ダウマン photo/Getty Images
トップチームデビューは来シーズンか
ミケル・アルテタが監督に就任して以降、着実に力をつけているアーセナルは近年多くのスター選手を獲得してきた。
昨夏にはヘイルエンドと呼ばれるアーセナルのアカデミー出身であるエミール・スミス・ロウ(フラム)やエディ・エンケティア(クリスタル・パレス)らがチームを離れたが、今シーズン2人のアカデミー出身の若者が躍動している。17歳のイーサン・ヌワネリと18歳のマイルズ・ルイス・スケリーだ。
主力選手に怪我が相次いでいることも関係しているが、ヌワネリはここまで公式戦27試合に出場し、8ゴール1アシスト。ルイス・スケリーは公式戦23試合に出場し、1ゴールをマークしている。
なかなかフルメンバーが揃わない中、今季のアルテタ・アーセナルが崩れないのは2人の若手がステップアップを遂げたことも大きいだろう。この2人はすでにイングランド代表入りも期待されている。
そんななか、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏はダレン・フレッチャー氏が出演した自身のYouTubeにて、ヘイルエンドにはこの2人に続くニュースターがいると主張。今後数年のうちにスターになるであろうもう一人のアーセナルの若手として15歳MFマックス・ダウマンの名前をあげた。
「アーセナルは今、ヘイルエンドから若手を輩出している。ルイス・スケリー、そしてヌワネリ。彼らにはマックス・ダウマンという子供がいる。君は彼が君の息子と対戦するのを見たことがあるはずだ。ああ、もしマックス・ダウマンという選手を知らないなら、この少年のプレイは見る価値があるから、もう少し待ってみてほしい」
マックス・ダウマンは昨年9月にUEFAユースリーグの最年少ゴール記録し、12月には14歳でU-21のチームでデビューを飾った逸材。すでにトップチームの練習にも度々参加しており、将来が嘱望されている若手注目株だ。
今シーズンのプレミアリーグでプレイするためには2024年8月31日までに15歳になっている必要があり、12月31日に15歳になった同選手のトップチームでのデビューは早くても来シーズンとなる。
Pure determination
— Arsenal Academy (@ArsenalAcademy) March 4, 2025
A top-drawer run and spot kick from Max Dowman pic.twitter.com/ZrksCIE58j