アトレティコの指揮官ディエゴ・シメオネ photo/Getty Images
試合残り20分で逆転される
アトレティコ・マドリードの指揮官ディエゴ・シメオネ監督が、16日に行われたラ・リーガ第28節バルセロナ戦を振り返った。
前半終了間際にフリアン・アルバレスのゴールでアトレティコが先制すると、70分に途中出場のアレクサンダー・セルロートが追加点を挙げ2−0。
ホームで痛い敗戦となったアトレティコだが、シメオネ監督は「最も重要な場面で決定力を発揮したバルセロナを称賛する」と試合終盤で見せたバルセロナの底力を称賛。「2−1になったことで、相手はエネルギーと自信を得て、攻撃力も増した。カウンターアタックでもっとうまく処理するチャンスはあったが、それはただの試みで、ラストパスをうまく選択できなかった。コパ・デル・レイで引き分けた時(4−4)と同じように、運は今回彼らに味方した」と語っていた。
アトレティコは先週のミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグラウンド16にてレアル・マドリードと対戦し、PK戦の末に敗れた。獲得できるタイトルが1つ減ったことで、残るリーグ戦とコパ・デル・レイのタイトルは是が非でも獲りたいところだ。しかし今回の敗戦により1試合消化の少ないバルセロナに4ポイント差を付けられてしまった。
それでもシメオネ監督は優勝を諦めてはおらず、「バルサはまだ1試合残しているし、何が起こるかわからない。バルサには重要なアドバンテージがあるが、我々は次のエスパニョール戦のことを考えながら一試合一試合取り組んでいく。