リヨンでプレイするチェルキ photo/Getty Images
今季34試合で8ゴール18アシスト
リヨンは今夏の移籍市場でFWラヤン・チェルキ(21)を売却することを決断したという。英『THE Sun』が報じている。
リヨンの下部組織出身であるチェルキはわずか16歳でトップチームデビューを果たしたクラブの神童。移籍市場が開く度にビッグクラブへの移籍が噂されてきたが、ここまで移籍は実現しておらず、変わらずリヨンの重要戦力としてプレイしている。
しかし、リヨンは現在財政危機に陥っており、財政状況が改善されなければ降格が決定するという状況の中、資金調達が必須になっている。そんななか、今シーズンもここまで公式戦34試合で8ゴール18アシストを記録しているチェルキをクラブは現行契約が残り1年となる今夏に売却することを決めた模様。
1月には『Sky Germany』がリヨンとチェルキの間では口頭合意があり、2250万ユーロ(約36億円)のオファーで獲得できる可能性があると報じていたが、同選手の獲得を巡っては争奪戦になる可能性が高いようだ。
冬の移籍市場でも獲得に動いていたことが報じられていたリヴァプールだけではなく、バイエルン、ドルトムント、さらにセリエAのクラブもチェルキの状況を注視し、獲得を狙っているという。
今後、さらに他のビッグクラブが獲得に動くことも十分に考えられるが、リヨンの神童は今夏いよいよステップアップを遂げるのか。