サウジの“マネーパワー”で失われた3年間? セルタから驚きの...の画像はこちら >>

アル・アハリでプレイするベイガ photo/Getty Images

契約が満了する2026年に欧州へ戻るプランも?

現在のスペイン代表は中盤に多くのタレントが揃っているが、今も欧州でプレイしていればその中に入れたかもしれない。

スペイン『SPORT』が嘆くのは、2023年にセルタからサウジアラビアのアル・アハリに移籍したMFガブリ・ベイガ(22)だ。



ベイガはセルタでプレイしていた2022-23シーズンにラ・リーガで11ゴール4アシストの成績を残しており、当時もU-21スペイン代表では常連メンバーだった。このシーズンの活躍から人気は高まっていたが、ベイガが選んだ行き先はまさかのサウジアラビアだった。

5大リーグのトップクラブに挑戦する選択肢もあったはずだが、サウジアラビアでは巨額のサラリーを手にできる。ベイガは現在もサウジアラビアでのプレイを続けているが、同メディアはサウジアラビアで結果を出してもスペイン代表入りに繋がる可能性は低いと見ている。バルセロナのペドリやダニ・オルモ、ビジャレアルMFアレックス・バエナなど他にも攻撃面で違いを生み出せるMFはいるため、やはりサウジアラビアからの代表入りは困難だろう。

ただ、ベイガはまだ22歳と若い。アル・アハリとの契約は2026年まで残っているが、同メディアはその契約期間が終われば欧州に戻ってくる可能性が高いと見ている。この3年間については「金塊の中で失われた3年間」と厳しい表現をしているが、年齢的にはもう一度欧州トップリーグでプレイできるはずだ。

セルタでラ・リーガ二桁得点を記録したことに加え、185cmとサイズがある点も興味深い。アル・アハリでは満足な成績を残せているとは言い切れないが、ポテンシャルはあるはずだ。サウジアラビアでの3年を経て、ベイガがスペイン代表に入る日はくるか。

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