今季絶好調のフェラン・トーレス photo/Getty Images
今夏ストライカー獲得も噂されている
バルセロナにはロベルト・レヴァンドフスキという絶対的ストライカーがいるが、36歳を迎えたということもあり、今夏の移籍市場でストライカーを探していると考えられている。
確かに大ベテランと言われる年齢になったレヴァンドフスキに代わる長期的な9番を探す必要はあるかもしれないが、米スポーツ専門メディア『The Athletic』はバルセロナにはすでに素晴らしいストライカーがいると綴り、フェラン・トーレスについて触れている。
2022年冬にマンチェスター・シティからバルセロナにやってきたトーレスは移籍市場が開く度退団が噂されてきた選手だが、今シーズンは少ない出場時間の中で抜群の存在感を見せている。レヴァンドフスキのバックアッパーという立ち位置ではあるが、ここまでは公式戦35試合に出場し、16ゴール3アシスト。
1292分と限られたプレイタイムで十分すぎるほどの数字を残しており、『Opta』によると、今シーズンの欧州5大リーグで10ゴール以上を挙げた選手の中で、トーレスは最も短い時間でゴールを決めているとのこと。81分に1ゴールという割合で、今季のトーレスは最強の切り札とも言える。
レヴァンドフスキの年齢は確かに考慮すべきかもしれないが、今シーズンここまで公式戦43試合で38ゴール3アシストをマークしている。まだ数年はトップレベルで活躍することが期待されており、今夏バルセロナがストライカーを獲得しても2番手になるかもしれない。
そのため、バックアッパーの役割を受け入れ、腐ることなく準備を進め、短い時間でこれだけのゴールを決めるトーレスはチームにとって貴重な存在だと同メディアは主張し、このような選手は手放すべきではないと伝えている。
この先どこかのタイミングでレヴァンドフスキの後釜となるトップクラスの9番が必要になることは間違いないが、バルセロナはまだ慌ててストライカーの獲得に動くべき時ではないかもしれない。
絶好調すぎて止められない
— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) April 2, 2025
フェラン・トーレスの
今大会トップタイとなる
5ゴール目でバルサ先制
コパ・デル・レイ準決勝2nd leg #アトレティコ・デ・マドリー v #バルセロナ
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