トッテナムでプレイするロメロ photo/Getty Images
今夏最大のターゲットに
アトレティコ・マドリードはトッテナムでプレイするアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ(26)の獲得に動き出しているようだ。スペイン『Relevo』が報じている。
今シーズンこそ怪我に悩まされ、公式戦18試合の出場に留まっているロメロだが、依然としてトッテナムにとっては欠かせないディフェンダーの1人だ。クラブもロメロを高く評価しているが、ロメロ自身はプレミアリーグ16位に沈む現状に満足しておらず、移籍を検討しているとも考えられている。
プレミアトップクラスのディフェンダーに興味を示すクラブは多いが、中でもアトレティコが獲得に熱心だという。同クラブは今シーズン終了後にセサル・アスピリクエタとアクセル・ヴィツェルが退団予定で、現在バルセロナからレンタル中のクレマン・ラングレもチームを離れる。
ラングレに関してはアトレティコは再契約に動く可能性が高いが、クラブとしてはもう1人質の高いディフェンダーを迎え入れたいという。そんななか、ディエゴ・シメオネ監督がロメロの獲得を熱望しており、同選手をチームに完全にフィットする存在として高く評価している模様。
同メディアによると、アトレティコはロメロの代理人とすでに接触し、交渉を開始したという。クラブ間の交渉はまだのようだが、トッテナムはロメロ売却を望んでいないため、獲得は困難な道のりになると同メディアは推測している。
トッテナムはロメロの移籍には5500万ポンド(約104億円)を要求すると考えられているが、昨夏フリアン・アルバレスを9500万ユーロで獲得したように、アトレティコは今夏もビッグディールを成立させるのか、注目だ。