K-1を背負ってONEに挑む武尊 (写真:本人インスタグラムより)
再起を誓う
K-1元3階級制覇王者でISKA世界ライト級王者の武尊が、自身のSNSで再起に向け決意表明した。
武尊は、3月23日に開催された「ONE172」のメインイベントでロッタン・ジットムアンノンに敗れた。
その後、同門の野杁正明が武尊の骨折を暴露。呼吸すらままならない状態でリングに上がっていたことを告白すると、武尊はそれすらも言い訳とせずに、コンディションを作れなかった自分の弱さだと断じた。
今後の去就が注目される中、大会から2週間以上が経過した9日、武尊は自身のインスタグラムを更新。「何をしても悔しさは晴れないけど、試合終わってからも毎日節制と動ける範囲で毎日トレーニング。まだどうなるか分からないけどしっかり前向いて生きてます。今出来ることを全力でやる」と再始動を窺わせる投稿をした。
さらにその後にロッタン戦の舞台裏動画が公開されたことを報告するポストも行い「ONE official youtubeで先日の試合の舞台裏が公開されました。悔しいけどこれも僕の人生の1ページ。是非ご覧ください。これからこの物語を最高のハッピーエンドにする」と再起への想いもはっきりと綴った。
その動画では、試合直前の控え室の武尊の様子も記録され、アップ時には骨折の痛みに苦しむ様子も克明に映し出されている。