バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキ photo/Getty Images
無得点と2ゴール
準々決勝1stレグ4試合が行われた今週のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、バイエルン・ミュンヘンのハリー・ケインが無得点に終わった一方、そのケインの前にバイエルンでエースストライカーとして活躍したバルセロナのロベルト・レヴァンドフスキがボルシア・ドルトムント相手に2ゴールを記録し、チームの勝利に大きく貢献した。
この結果、ドイツ紙『Bild』は「レヴァンドフスキはケインよりも優れているのか」と題した記事を掲載。
バイエルンのOBで現在は解説者のディトマール・ハマン氏は、当時33歳とベテランの域に入ったレヴァンドフスキを放出してチームの若返りを図ったバイエルン首脳陣の判断自体は間違っていないとする一方、ケインとの比較ではレヴァンドフスキの方が優っていると断言する。
「私の中では、レヴァンドフスキはケインよりも良い選手だ。彼の方がプレイにテンポがあるし、より完璧に近い。いまだに世界最高のストライカーの一人だよ。バイエルンは彼との別れのために正しい時期を選んだと3年前に私も思った。しかし、レヴァンドフスキはあれから3年経ってもバルセロナでゴールを量産し続けている。これはとてつもないことだ。私にとっての彼は突然変異とも言える存在であり、ああいう選手はこれまで見たことがなかった」(ドイツ紙『Bild』より)