パリ五輪で美女ランナーとして注目された山本 photo/Getty Images
15分12秒97でフィニッシュ
12日に熊本・えがお健康スタジアムで行われた金栗記念選抜陸上中長距離大会、女子5000メートルに、昨夏のパリ五輪代表の山本有真が最終組で登場し、自己記録を4秒近く塗り替える15分12秒97の好タイムを記録した。
レースのペースメーカーは同日に1500メートルを走った田中希実が務めた。
レースを振り返った山本は「自分のイメージしていた走りが実行できた。想像よりもいいタイムが出たので嬉しい気持ちでいっぱい」と喜びを語った。
その要因については「元々は15分20秒くらいを目指していたが、ラスト1000メートルで余力があったので、ペーシングライトより前で走れたことがよかった」と述べた。
昨年のパリ五輪では17着で予選落ちと世界との差を見せつけられた山本だったが、今年9月に東京で開催される世界選手権に向け、「五輪で経験したことを活かして、出るだけでなく戦えるよになりたい」と目標を語った。