クリスタル・パレスへ移籍したエンケティア photo/Getty Images
話題になる機会は少なく
昨夏にアーセナルを離れ、今季よりクリスタル・パレスに移籍したFWエディ・エンケティア。アーセナルではスタメンの機会が限られていただけに、新天地クリスタル・パレスでのプレイには強い思いがあったことだろう。
クリスタル・パレスもエンケティア獲得に3000万ポンドの移籍金を投じており、大きな期待をかけていたはずだ。
ただ、クリスタル・パレスでの1年目はほろ苦いものとなっている。今季リーグ戦で奪った得点は僅か1点で、スタメンの機会も限られている。チーム1番の点取り屋はジャン・フィリップ・マテタであり、エンケティアが話題に上がる機会は多くない。
今月5日に行われたブライトン戦では出場から10分で退場処分を受けてしまうなど、ネガティブなことは続いている。カップ戦の方ではFA杯とカラバオ杯で2ゴールずつ奪っているが、国内カップ戦要員ではアーセナルの頃と変わらない。
英『GIVE ME SPORT』は3000万ポンドの移籍金から考えても、今季の働きは納得のいくものではないと評価している。アーセナルで期待の若手と呼ばれていたエンケティアも来月に26歳を迎える。もう中堅世代であり、そろそろプレミアリーグで目立った実績が欲しいところだ。