リヴァプールで活躍するグラフェンベルフ photo/Getty Images
スロットの下で成長続く
今季よりアルネ・スロットを指揮官に迎え、プレミアリーグ制覇へ王手をかけているリヴァプール。そのチームで1番進化したのは、MFライアン・グラフェンベルフなのかもしれない。
グラフェンベルフがリヴァプールに加入したのは2023年のことだが、ユルゲン・クロップ前体制では絶対的な存在ではなかった。それがスロット体制では中盤の要となり、今季ここまでリーグ戦全33試合でフル稼働してきた。
アーセナルのレジェンドであるトニー・アダムス氏は、同じく今季アーセナルで絶賛されているMFデクラン・ライスのような存在とグラフェンベルフを称える。
「グラフェンベルフが大好きだよ。彼について語り尽くせていないと思う。彼はアーセナルにおけるライスのような存在だ。ああいう選手は不可欠なんだよ。私がタイトルを獲得したチームにも、チームを鼓舞し、毎週働いてくれる選手がいた。ヴィエラ、プティ、彼らのようなタイプは重要だ。グラフェンベルフはもうリヴァプールで何年もプレイしてきたかのようだよ」(『Liverpool.com』より)
これでまだ22歳というのだから驚きで、今後はオランダ代表でも長く中盤を支えていくことになるだろう。190cmのサイズとリーチを攻守に活かしたダイナミックなプレイは世界から称賛を集めている。
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