アストン・ヴィラ戦でゴールのヌネス(右)。左はマルムシュとオライリー photo/Getty Images
どこがCL権を獲得するのか
週末にFA杯準決勝が行われるため、先んじて行われたプレミアリーグ第34節マンチェスター・シティ対アストン・ヴィラの一戦は2-1でホームチームが貴重な勝ち点3を得た。
今季は例年のような安定感を失っているシティだが、終盤にきてようやくエンジンがかかってきた。リーグ戦ではブライトン戦から6試合負けがなく、勝ち点61で3位につけている。
今季のプレミアリーグはトップ5までが来季のCL出場権を獲得することができ、3位シティから7位ヴィラまでの勝ち点差はわずか4ポイントしかない。
『opta』ではCL権をかけた上位対決後にスーパーコンピュータを使って各クラブがトップ5でフィニッシュできる確率を割り出している。以下がその数字だ。
シティ 95.1%
ノッティンガム・フォレスト 80.1%
ニューカッスル 77.6%
チェルシー 29.7%
アストン・ヴィラ 17.3%
各クラブに比べて消化試合数が多い分、シティ対ヴィラ戦の結果は色濃く反映されている。シティはほぼCL権を手中に収め、逆にヴィラはこの中では最下位と数字を落としている。
チェルシーに関してはフォレスト、ニューカッスルと残り試合数は同じだが、対戦相手が手強い。
残りの5試合でエヴァートン、リヴァプール、ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッド、フォレストと戦う必要があり、最終戦はフォレストとの直接対決だ。
CLへの出場権は選手獲得に大きな影響を及ぼす。資金面や選手との交渉材料にもなるため、どのクラブも喉から手が出るほどその権利を求めている。