レアル・ベティスのアントニー photo/Getty Images
スペインのサッカーが合っているのか
エールディビジのアヤックスで結果を残し、2022年に総額1億ユーロの高額な移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに移籍したアントニー。しかし、シーズンが進むにつれてチーム内での存在感が薄れるようになり、24-25シーズンの前半戦はほとんどをベンチで過ごした。
そんなアントニーに転機が訪れたのは、冬の移籍市場でのことだ。リーガエスパニョーラのレアル・ベティスにレンタルでの加入が決まると、マヌエル・ペレグリーニ監督のもとで積極的に起用され、すでに19試合に出場して6ゴール4アシストを記録している。
直近のフィオレンティーナとのECL準決勝第1レグでは貴重な追加点をチームにもたらしており、1月の加入から数カ月で一気にキャリアを復調させている。
スペインTV局の番組である『El Chiringuito』によると、アントニーに対してアトレティコ・マドリードが獲得に興味を示しているようだ。アトレティコは以前からブラジル代表FWを高く評価しており、夏の移籍市場でもユナイテッドに問い合わせていたという。
ユナイテッドはアヤックスに支払った高額な移籍金を少しでも回収すべく、アトレティコに4000万ユーロから5000万ユーロ(約65億円から約81億円)の移籍金を求めるとのこと。