元RIZINフェザー級王者・牛久が王座陥落後、6試合で5敗目...の画像はこちら >>

牛久は惜しくも判定負けが続いている photo/Getty Images 

最終ラウンドで差がついた

DEEPバンタム級タイトルマッチが東京・後楽園ホールで行われ、フライ級との2階級王者・福田龍彌と、DEEPとRIZINで元フェザー級王者・牛久絢太郎が対戦した。

試合は、1回、2回と両者決め手をつかめず一進一退の緊迫した攻防が続く。

それでも牛久は固い防御からタイミング良くジャブやコンビネーションを繰り出し、首相撲からの膝を浴びる場面も見せた。

どちらに流れが転ぶかわからない状況の中、最終3回。3分すぎに試合が大きく動く。牛久がタックルを仕掛けたところ福田のショートアッパーが顔面をとらえる。牛久は力なく福田の足に掴みかかるものの、簡単にひっくり返され、そこからサッカーボールキックやパウンド、肘を受けてしまう。

牛久はダメージを受けつつも一度立ちあがって距離を取ろうとするが、福田もチャンスを逃さず左フックの追撃。再び顔面にまともにパンチを受けた牛久は豪快に倒れ、そのままトップを取られると、再度パウンドや左肘を何度も喰らってしまった。

頭部をカットし出血した牛久は、それでも最後までなんとか凌いでタイムアップ。勝負は判定へと持ち込まれ、ジャッジは最後に見せ場を作った福田を支持した。5-0と差がついた。

牛久は、RIZINでフェザー級の王者になったものの、陥落後の6試合で5敗を喫してしまった。

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