井上尚弥、将来的にドジャースタジアムで試合!?　勝利に上機嫌なボブ・アラムCEO「大谷がリングアナ」
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名プロモーターとして知られるアラム氏　photo/Getty Images　

パフォーマンスに納得

スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥と共同プロモート契約を結ぶ米興行大手トップランク社のボブ・アラムCEOが、圧巻の勝利を挙げたモンスターを称賛した。

同氏は、まず井上が2回に喫した予想外のダウンについて聞かれると「ダウンにはいつだって驚く。

そりゃあもう、心配した。あれは本物のダウンだった」と当時の心境を明かすと、全体的なパフォーマンスについては「素晴らしかった。井上はボクシングの本質を示してくれた。どれだけ面白く、勇敢で、技術的に優れているか。それがボクシングのあるべき姿だ」と絶賛した。

そしてアラム氏は、来年5月開催とも噂される井上と中谷潤人との試合への期待として「今夜の試合が素晴らしかったように、中谷との試合も同じくらいエキサイティングなものになるはずだ」と語り、さらに井上の将来的なプロモーション計画については「ドジャースタジアムで試合。大谷がリングアナウンサー」と答えて笑いをとる一幕もあった。

この発言はただのリップサービスかとも思えたが、アラム氏は続けて「井上なら観客を呼べる。ドジャー・スタジアムでもすごい試合を見せてくれる」と付け足し、大谷翔平が登場するかはさておき、今回のように井上のアメリカ人気が確かなものであることに大きな自信を見せた。

この井上と大谷の共演実現に期待するのは勇み足かもしれないが、今年3月に行われたドジャースとカブスのMLBの開幕戦では井上がプレイボール宣言を行っている。今度はその逆の形で二人のスーパースターの共演が見られたら、ボクシングファンにのみならず、ベースボールファンも注目の一大イベントになること間違いなしだ。今後のアラム氏の発言や動向にも注目だ。

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