リヴァプールで大活躍のグラフェンベルフ photo/Getty Images
今季リヴァプールの主力として大活躍
今季リヴァプールの中盤で絶対的主力の1枚となり、チームのプレミア制覇に貢献したMFライアン・グラフェンベルフ。昨季のユルゲン・クロップ体制では主力になり切れなかったが、今季より始まったアルネ・スロット体制ではすぐに中盤の要になった。
グラフェンベルフの実力に驚いた人もいるかもしれないが、元よりポテンシャルは抜群だった。グラフェンベルフは2023年にバイエルンからリヴァプールへ移籍しているが、バイエルンでテクニカルディレクターを務めてきたマルコ・ネッペ氏はグラフェンベルフならこれくらいは当然だと語る。
「ライアンの活躍を嬉しく思う。彼は特別なMFであり、アヤックスから彼を獲得した時に我々は100%確信していたんだ。彼の才能を疑ったことは1度もない。リヴァプールで今見せているものを私たちは信じてきたんだ。ただ、サッカー選手には時に忍耐も必要となるんだ」
昨季は我慢の時間となったが、今季は実力を存分に発揮した。スロットの就任はグラフェンベルフのキャリアを前に進めることになり、一気にワールドクラスのMFへとステップアップすることになった。まだ22歳という年齢を考えれば、さらなる成長も望めるだろう。