世界選手権に臨む平野美宇、ロス五輪の種目変更に言及 4大会連...の画像はこちら >>

女子団体で2大会連続の銀メダル獲得に貢献した平野 photo/Getty Images

平野が獲得した銀メダル2つはいずれも女子団体

4月中旬に発表された2028年ロサンゼルス五輪の実施種目。卓球は大幅な変更があった。

昨夏のパリ大会まで行われてきた男女それぞれの団体種目がなくなり、混合団体が初採用となった。また2004年アテネ大会以来となる男女の各ダブルスが復活する。

この種目変更は日本代表の選手たちにとっては複雑な気持ちになることだろう。そしてその心境を明かしたのが代表合宿に参加中の平野美宇だ。というのも女子団体では2012年ロンドン五輪以来4大会連続でメダルを獲得してきた。平野もそのメンバーとして東京五輪とパリ五輪にて2つの銀メダル獲得に貢献してきた。平野は「女子団体戦は私がずっと出てメダルも獲得した思い出深い試合なので、それがなくなっちゃうのちょっとさみしい」と率直に語った。

しかし既に気持ちを切り替えている部分もある。新種目として混合団体が追加されたことについては「新しくなる楽しさもあると思うので、変わっていくのはすごくいいことだと思う。面白そうだなという気持ちの両方がありますね」と述べた。

その平野は17日からドーハで始まる世界選手権個人戦に出場する。女子シングルスの1回戦でサラ・デヌッテと対戦することが決まっており、合宿では「すごくいい調整ができている」と語り「自信を持っていい結果を出せるように」と意気込みも述べた。

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