疑惑のゴールが生まれたシーン Photo/Getty Images
監督も納得いかず
EFLリーグ1の昇格プレイオフ準決勝第1戦、レイトン・オリエント対ストックポート・カウンティの一戦で、審判団の信じがたい誤審が大きな波紋を呼んでいる。『Daily Mail』が伝えている。
問題の場面は前半30分、オリエントのエース、チャーリー・ケルマンが今季リーグ戦21点目となるゴールを挙げたが、リプレイでは彼が明らかにオフサイドポジションにいたことが判明。それにもかかわらず、副審は旗を上げず、主審もプレイを流した。
試合後、ストックポートのデイブ・シャリノール監督は怒りをあらわにしている。「あれは15年の監督人生で最悪の判定だ」「本当に衝撃的だった。彼らはこの試合を審判するにあたって最高の審判員であるはずなのに。もしこれが最高の審判員だとしたら、選手、スタッフ、監督として、我々が心配するのは当然」「ロボットを導入して最終的に人間のミスをなくそうと躍起になっている理由は理解できる」と厳しく批判した。
ファンの怒りもSNS上で爆発。「ラインズマンは完全にひどい失態を犯した。ケルマンは約3ヤードオフサイドなのに、フラッグは下がったまま。本当にひどい、本当にひどい」「歴代最悪のオフサイド判定だ」といったコメントが相次いだ。
ストックポートは後半にオリヴァー・ノーウッドとフレイザー・ホースフォールのゴールで逆転したが、終了間際にケルマンにPKを決められ、試合は2-2の引き分けで終了。ホームでの第2戦に勝たなければ、23年ぶりの2部昇格は潰える。
次戦に注目が集まる。
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