インテルでプレイするテュラム photo/Getty Images
名将アリゴ・サッキ氏も称賛
ボルシアMGでプレイしている頃よりスケールの大きな選手ではあったが、インテルでFWマルクス・テュラムがここまで成長すると考えていた人がどれだけいただろうか。
それもボルシアMG時代はウイングでプレイすることも多かったテュラムが、今ではインテルにとって欠かすことのできないセンターフォワードになっている。
192cmのサイズを活かしたプレイはダイナミックで、指揮官シモーネ・インザーギの下でセンターフォワードとしての完成度に磨きをかけてきた。ラウタロ・マルティネスとの2トップも相性抜群だ。
伊『Gazzetta dello Sport』にて、イタリアの名将アリゴ・サッキ氏も「インテルで攻撃の重責を担える選手であり、1人で試合を解決できる」と絶賛している。
チャンピオンズリーグ準決勝でのバルセロナ戦も相手にボールを支配される苦しい時間帯が続いたが、前線で体を張るテュラムのおかげでボールを落ち着かせるシーンもあった。
フランス代表ではキリアン・ムバッペの最前線起用、あるいはウスマン・デンベレの0トップ、同じ大型FWランダル・コロ・ムアニなど他にも選択肢はあるが、テュラムもセンターフォワードとして重要な存在であり続けるだろう。
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