アーセナルが15歳の逸材に“来季トップ昇格”を確約 アジア遠...の画像はこちら >>

注目株のダウマン Photo/Getty Images

規格外の才能

アーセナルが15歳の逸材マックス・ダウマンを、来季のトップチームに正式に昇格させる方針を固めたようだ。『Mirror』によれば、同クラブはダウマンをミケル・アルテタ監督の構想に組み込み、夏のアジアプレシーズンツアーにも帯同させるという。

ダウマンは今季、本来はU-15カテゴリーに該当する年齢ながら、U-18チームでレギュラーに定着。キャプテンを務めながらリーグ15試合15ゴール5アシストという驚異的な数字を記録した。さらに、2024年12月には14歳でU-21チームの試合に出場し、プレミアリーグ2史上最年少出場選手となった。UEFAユースリーグではアタランタ戦でゴールを挙げ、同大会最年少得点者として名を刻んでいる。

ポジションは主に攻撃的MFだが、右ウイングでもプレイ可能。鋭いドリブルと高い推進力が持ち味で、フィジカルも同年代を大きく上回るという。

すでに1年間にわたってトップチーム練習に参加しており、アルテタ監督もその才能を高く評価。今季中の出場も検討されていたが、年齢の関係で実現しなかった。来季はU-16に昇格することでプレミアリーグでの出場資格を得るが、チャンピオンズリーグには12月31日の誕生日までは登録不可となっている。

今週からはU-17欧州選手権に向けてイングランド代表として出場予定であり、まずはその舞台で存在感を示すことが期待されている。アーセナルではマイルズ・ルイス・スケリーやイーサン・ヌワネリといった若手がすでに出場機会を得ており、次なる逸材としてダウマンの飛躍が注目される。

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