主軸のハフィーニャ Photo/Getty Images
チームを牽引
FCバルセロナは、ブラジル代表FWハフィーニャとの契約延長を正式発表した。契約期間は現行の2027年から1年延長され、2028年までクラブに在籍することが決まった。
2022年夏にリーズ・ユナイテッドから加入したハフィーニャは、今季ハンジ・フリック体制下で左ウイングの主力として定着。リーグ戦35試合に出場し18ゴール9アシスト、UEFAチャンピオンズリーグでは13ゴール9アシストを記録。得点力のみならず、同大会で最多の決定機演出数を誇るなど、攻撃陣の中核として君臨した。
特に注目を集めたのは、彼の情熱的なプレイとクラブへの忠誠心だ。試合中にキャプテンマークを託される場面もあり、ピッチ上での闘志と献身はサポーターの心をつかんだ。5月中旬には感謝を込めて芝にひざまずく姿が話題となり、その真摯な姿勢が契約延長の追い風になったことは間違いないとされている。
本来は2027年までの契約で緊急性はなかったものの、クラブは今季のパフォーマンスを高く評価。最終節アスレティック・ビルバオ戦を前に、ハフィーニャという“キーマン”の将来を固めた形だ。
ラポルタ会長が言及していた通り、24-25シーズンのバルサにおいてハフィーニャは不可欠な存在であり続けることになる。今後どのような活躍を見せることができるか、注目が集まる。