ジョージアの英雄が歴史を刻んだ Photo/Getty Images
ジョージアの誇り
ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアが、UEFAチャンピオンズリーグ決勝の大舞台で歴史を塗り替えた。PSGの一員として出場したこの試合で1ゴールを記録し、ジョージア人として史上初めてCL決勝でゴールを決めた選手となった。
3-0とリードしていたPSGは73分、ハーフウェーライン付近からクヴァラツヘリアが左サイドの裏へ抜け出す。DFの前に出て、ボールを受けるとそのままドリブルで加速し、GKの逆を突いて冷静にゴールネットを揺らし、リードをさらに広げた。
さらに追加点を決めて5-0という圧倒的なスコアでインテルを下したPSGは、悲願の大会初制覇を達成。これにより、国内リーグ、国内カップ戦と合わせてクラブ史上初の3冠を達成した。クヴァラツヘリアはその中心にいた。
『Squawka』によれば、同選手は試合中に38回のボールタッチを記録し、そのうち相手ボックス内でのタッチが6回。6本のシュートを放ち、1得点を決めた。さらにデュエル勝利数は5回、ボールリカバリーも5回と攻守にわたって貢献。タックルも2回試み、いずれも成功させ成功率は100%を誇った。
ドリブル突破は両チーム最多の2回。大一番でも臆することなく仕掛け、チャンスを創出。前線で輝きを放ちながらも、84分に交代するまで献身的な守備も怠らず、走り続けた。
世界各地から才能が集結したPSGにおいても、クヴァラツヘリアのこのパフォーマンスは特筆すべきものであった。クラブと自身の歴史に名を刻む一夜となった。
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— WOWOWサッカー (@wowow_soccer) May 31, 2025
クヴァラツヘリアが左足一閃
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ハーフウェーライン付近から抜群のスピードで抜け出し
DFの前に出るとそのままニアへ叩き込んだ
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