シーズン後半はミランでプレイしたJ・フェリックス photo/Getty Images
給与面もベンフィカにとって問題に
チェルシーはポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)の希望価格を設定したようだ。英『METRO』が報じている。
昨夏完全移籍にてチェルシーにやってきたフェリックスだったが、エンツォ・マレスカ監督率いるチームではカップ戦での出場がメインに。すると半年後の冬の移籍市場でACミランヘレンタル移籍を果たした。序盤こそイタリアでインパクトを残したフェリックスだったが、最終的に同クラブでは公式戦21試合で3ゴール1アシストと期待されていたほどの結果を残すことができなかった。
そんなフェリックスは現在古巣であるベンフィカへの復帰が近づいていると考えられており、ポルトガルのクラブはクラブW杯前に実現させたいと考えている。両クラブ間で交渉が行われているなか、チェルシーは少なくとも2100万ポンド(約41億円)ほどのオファーが届けば、喜んで売却する姿勢だという。
ベンフィカはフェリックスの復帰を夢見ているようだが、ポルトガル『A BOLA』によると、同選手の高額な給与が移籍を阻む可能性があるようで、復帰するためには選手自身が大幅な減給を受け入れる必要があると綴っている。
わずか1年でのチェルシー退団が近づいているフェリックスだが、古巣復帰を果たすことはできるだろうか。