サンダーランドでプレイするクリス・リグ photo/Getty Images
9クラブが獲得に興味を持っている
シェフィールド・ユナイテッドとのチャンピオンシップ昇格プレーオフ決勝戦を制し、プレミアリーグ昇格を決めたサンダーランド。
9シーズンぶりのプレミア復帰となったが、今夏昇格に貢献した若き逸材たちが続々とステップアップを遂げている。プレーオフ決勝で値千金の決勝点を決めたアカデミー出身の19歳FWトミー・ワトソンはブライトンへの移籍が決まり、さらにレアル・マドリードでプレイするジュード・ベリンガムを兄にもつ19歳MFジョーブ・ベリンガムもドルトムントへのステップアップが決まった。
すでに2人の若き逸材の退団が決まっているが、サンダーランドはさらなる至宝を失う可能性があるという。17歳のMFクリス・リグだ。今季リーグ戦42試合で4ゴール1アシストを記録した同選手はすでに多くのクラブが注目している。
『TEAMTALK』によると、プレミアではウェストハム、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、アーセナル、エヴァートン、クリスタル・パレス、ブライトンの7クラブがリグを今夏のターゲットにしているという。さらにレヴァークーゼン、ライプツィヒといった国外クラブもすでに17歳MFに興味を持っており、9クラブによる争奪戦も起こりうるようだ。
しかし、すでにワトソンやベリンガムを失ったサンダーランドはリグだけは死守する姿勢で、3500万ポンド(約68億円)以下のオファーは一切受け入れない模様。さらに新契約を結ぶことにも熱心だという。
ビッグクラブも含め、17歳にして多くのクラブから狙われるリグだが、サンダーランドは今夏の移籍市場で同選手の流出を阻止できるか。
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— Emirates FA Cup (@EmiratesFACup) May 27, 2025