サカ復帰後は出番減少も、アーセナルの新星ヌワネリは現状に納得...の画像はこちら >>

アーセナルでブレイクしたヌワネリ photo/Getty Images

メンタルもフィジカルも安定していると自信

今季アーセナルでは18歳のDFマイルズ・ルイス・スケリー、MFイーサン・ヌワネリの2人が本格ブレイクを果たしたが、スケリーが左サイドバックとして出番を増やした一方で、ヌワネリはシーズン終盤にかけて出番が減ってしまった。

ヌワネリの場合は2列目の右にブカヨ・サカがいることもあり、サカ復帰後は明らかに出番が減少した。

ポテンシャルは抜群だが、まだ指揮官ミケル・アルテタの信頼を100%勝ち取ったとは言えない。

しかし『The Athletic』によると、ヌワネリは慌てていない。出番が減少したことにも理解を示していて、この我慢の時間をどう活かせばいいか考えているようだ。

「多くの出番をもらえていた状態から、出場時間が減っていくのはサッカー界でよくあることだ。だからあまり気にしていないよ。監督は最終的に決断を下さないといけないし、それが難しい決断になることも理解している。これもサッカーの一部だ。そういう時こそ、自分の将来を決定づけるものになる。僕はメンタル、肉体的に良い状態にあるし、今季は上手く対処してきたと思っている」

18歳とは思えぬ落ち着きだが、来季も必ずチャンスは巡ってくるはず。複数コンペティションを戦うにはローテーションが不可欠であり、ヌワネリはアーセナルにとって貴重な1枚だ。

来季のブレイク次第では2026ワールドカップでのイングランド代表入りも出てくるが、ヌワネリは来季さらなるインパクトを残せるか。

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