負傷後、自分の足で歩いてベンチへと退がった千賀 photo/Getty Images
ケガの状態は軽症
日本時間6月13日に行われたワシントン・ナショナルズ戦で右太腿裏を負傷したニューヨーク・メッツの千賀滉大投手が、日本時間14日に負傷者リスト(IL)入りし、MRI検査を受診した。
その結果、7月16日に行われるオールスタゲーム以降、後半戦開始から戦列復帰する可能性が出てきた。
メッツのカルロス・メンドサ監督は千賀の状態について「グレード1のハムストリングの張り。比較的良いニュースだと思う。2週間後に再検査を行い、そこで症状がなければ復帰の目処が立つ」と語った。
さらに、再検査後に症状がなければすぐ復帰できるかとの問いには「再検査までの2週間はほとんど体を使わせない。症状がなくなってからトレーニングを開始する。4週間後、長ければ6週間後に復帰することになるかもしれない」と明かした。
千賀はその試合では先発登板し好投を見せていたものの、6回に一塁ベースカバーへ走った際にアクシデントに見舞われた。送球が浮き、ジャンプして捕球しベースへ着地した後に右太腿裏を右手で押さえて倒れ込むと、そのまま降板となった。
今季ここまで13試合に先発し、ナ・リーグ1位の防御率1.47、3位タイの7勝をマークしていた。