元日本ライト級王者・三代大訓が東京五輪金メダリストのクルスに...の画像はこちら >>

クルスの猛攻を受ける三代 photo/Getty Images

5回TKO負け

前日本ライト級王者・IBF同級5位の三代大訓が、IBF同級3位アンディ・クルスと対戦し5回TKO負け。世界挑戦権獲得とはならなかった。



三代はこれまで20戦17勝(6KO)2敗1分。スーパーフェザー級でプロデビューし、ライト級に転向。日本ライト級王座を2度防衛し、ようやく世界で実力を発揮するチャンスがまわってきた。

相手は21年東京五輪同級金メダリスト。アマチュアでは149戦140勝を誇り、三代と対戦するまではプロ5戦全勝の強敵だった。

圧倒的不利予想とされる中、試合前に三代は「試合をしに来たのではなく、勝ちに来た。この一試合に、持ってるものを全集中して戦う」と意気込みを語っていた。そしていざ試合が始まると、ジャブで渡り合う場面もあったが、3回に右ストレートで2度ダウン。5回にも猛攻をかけられ、防御で精一杯の三代は動きが止まりレフェリーストップとなった。

試合後、三代は自ら歩いてリングを降りたが、検査を受けるため病院へ直行。一方、勝ったクルスはIBF同級王者レイモンド・ムラタラへの挑戦権を手に入れた。

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