新潟からセルティック加入が決まった稲村隼翔 photo/Getty Images
4年契約
セルティックは4日、アルビレックス新潟からDF稲村隼翔(23)を獲得したことを発表した。
前橋育英高から東洋大に進学し、昨季は大学在学中ながらも特別指定選手としてリーグ戦12試合に出場していた稲村。今シーズンも新潟の主力としてリーグ戦16試合に出場していた。
そんな稲村は今夏リーグ戦4連覇中の絶対王者セルティックへ移籍。前田大然や旗手怜央とチームメイトになるが、稲村はこれまでも中村俊輔氏や古橋亨梧など日本人選手がインパクトを残してきたスコットランド王者での意気込みを語った。
「多くの日本人選手がこのクラブで成功を収めてきた。セルティックは世界的に見ても、巨大なクラブで、非常に有名だ。セルティックに入団できることを心から嬉しく思っている。私にとって、これは大きなチャンスだ。これまでも、そして現在所属している日本人選手も高いレベルでパフォーマンスを発揮している。だからこそ、日本人選手に期待が寄せられているのだと思う。その期待に応えられるよう、ベストを尽くしたいと思っている」(クラブの公式サイトより)
4年契約を結んだ稲村の背番号は「25番」に決まった。この背番号はセルティックのレジェンドであり、日本代表のレジェンドでもある中村俊輔氏がつけていた番号だ。このことについて聞かれると、稲村は「25番を選んだ理由は、与えられた選択肢の中でそれが一番印象に残っていたから。もちろん中村選手のキックを子供の頃よく真似していたよ。彼は私のお気に入りの選手の一人だった」と答えている。
「彼は将来有望で、ポテンシャルを秘めた若手選手」と、ブレンダン・ロジャーズ監督も期待を寄せる稲村は新天地でどのようなプレイを見せてくれるのか、楽しみだ。
#WelcomeInamura | #CelticFC https://t.co/opSfUX81kq pic.twitter.com/ClwOVHtV0Y
— Celtic Football Club (@CelticFC) July 4, 2025