去就注目されるセルティックの前田 photo/Getty Images
プレミアクラブから熱視線
セルティックでプレイする日本代表FW前田大然(27)は今夏の去就が注目されている。
昨シーズン公式戦51試合で33ゴール12アシストを記録した前田は多くのプレミアクラブから熱視線が送られており、これまでブレントフォードやトッテナム、ウェストハム、エヴァートンらとの関係が噂された。
そんななか、セルティック専門メディア『THE CELTIC STAR』はチームのエースストライカーを手放すべきではないと強く主張している。
「前田がこのチームにもたらす価値は、ゴールやアシストだけで測れるものではない。彼のたゆまぬプレス、ポジショニングの規律、そして純粋なインテンシティは私たちのシステムにおいてかけがえのないものだ。セルティックが緊急性を必要とするとき、彼はそれをもたらす。規律が必要なとき、彼はそれを実行する。前線をリードする時も、守備でダブルチームを組む時も、彼はあらゆることをこなす。そして、決して不満を口にしない」
また同メディアは、クラブが断れないようなオファーがきた場合は移籍する可能性があると触れているが、「前田はまさに唯一無二の存在であり、代替不可能と言えるだろう」とも綴っており、セルティックは契約延長に全力を注ぐべきだと伝えている。
ゴールやアシストだけではなく、豊富な運動量や守備への意識など献身的な姿勢も前田を手放してはいけない理由として同メディアは挙げた。“アンタッチャブル”な存在として前田を売るべきではないと専門メディアは主張しているが、今夏の去就は果たして。