ガラタサライのヴィクター・オシムヘン photo/Getty Images
次のターゲットはGKか
昨年夏にナポリからガラタサライに期限付き移籍で加入したヴィクター・オシムヘンをめぐって、両クラブは完全移籍に向けた交渉を重ねている。そしてガラタサライのオカン・ブルク監督がトルコメディア『TRT Spor』に語ったところによれば、交渉は合意に向けて順調に進んでいるようだ。
ブルク監督はオシムヘンに関する交渉について以下のように語っている。
「オシムヘンに関する全ての事柄はポジティブに進んでいる。合意は目前に迫っている。選手本人からもポジティブな言葉が聞けたし、ナポリとの交渉も順調だ。なるべく早く全てが正式に決まることを願っている」
ナポリ時代の活躍で世界屈指のストライカーという評価を確立し、昨シーズンはトルコでもゴールを量産したオシムヘンが引き続きチームに残れば、これはガラタサライにとって会心の補強となるだろう。
もっとも、ガラタサライはオシムヘンの完全移籍だけで今夏の補強を終わらせるつもりはないようだ。ブルク監督も今後さらに新戦力の獲得をめざす方針であることを明かしている。
「これまでの我々の補強戦略は、全てオシムヘンに向けられていた。我々には相当な予算がある。希望が叶って交渉が成立すれば、我々は次の計画を検討することになるだろう」
オシムヘンの完全移籍と並ぶガラタサライの喫緊の課題は、退団したフェルナンド・ムスレラに代わるゴールキーパーの獲得であり、そのためにバルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの名前が獲得候補として現地メディアによって頻繁に取り上げられている。
そのためオシムヘンの完全移籍が成立すれば、今度はテア・シュテーゲン獲得に向けた動きを本格化させる可能性がありそうだ。