ボルシアMGの福田師王 photo/Getty Images
直近の公式戦ではベンチ外
ボルシアMGの福田師王に、9月1日までとなっている夏の移籍市場を利用して他クラブに移籍する可能性が浮上している。
福田は2023年3月に神村学園を卒業し、そのままボルシアMGに入団。
しかし、その後トップチームでは十分な出場機会が得られず、試合経験はセカンドチームの公式戦で積むという状態が続いていた。17日(現地時間)に行われたDFBポカール1回戦で登録メンバー外となったことから見ても、福田のトップチーム内での立ち位置は依然として厳しいと言わざるを得ない。
こうした中、ボルシアMGでスポーツディレクターを務めているローランド・フィルクス氏がドイツ紙『Bild』の取材に応じ、福田について以下のように語った。
「ある選手がベンチ外になって、しかも病気や怪我ではないのだとしたら、その選手にとって何がベストなのかを考える必要がある。我々はちょうど交渉中だ」
『Bild』によれば、ボルシアMGの首脳陣の福田に対する期待は今もなお高いため、彼らは福田を完全移籍ではなく期限付き移籍で他クラブに行かせて試合経験を積ませることを検討しているという。
夏の移籍市場が閉まるまで残り2週間を切る中、果たして福田の去就はどのような形で決着するのだろうか。