ついにプレミアデビューとなった田中碧 Photo/Getty Images
積極プレスがPK呼び込む
プレミアリーグ開幕節、昨季昇格したリーズ・ユナイテッドはホームでエヴァートンと対戦。1-0と勝利を飾った。
リーズに所属する日本代表MF田中碧はこの試合に先発出場、終了間際のアディショナルタイムまでプレイを続けている。リーズの得点はルーカス・ヌメチャのPKによるものだったが、これは田中の積極的なプレスが起点となっている。田中がGKまで追いかけ、チームが連動したプレスをかけたことでボールを奪い、シュートに持ち込んだことがPK奪取につながった。
地元紙『Leeds Live』は田中のプレイを次のように評し、チーム最高評価タイの「8」を与えている。
「ボールを横方向に巧みに動かし、ボールを持っているときも持っていないときもプレイをしっかりと読み取っていた。バックラインでのタックルには注意が必要だった。後半はフォワードとしてのプレイが改善し、攻撃に可能な限り参加していた」
同紙が指摘したように、田中には昨季に比べて攻撃意識の高まりがみられる。80分にはボックス手前からジャンピングボレーで狙ったが、これは枠の上に逸れてしまった。
勝利という結果もつき、上々のプレミアデビューとなった田中。次節は強敵アーセナル戦だが、どこまでのプレイを見せてくれるか、期待が高まる。