リールからPSGへ移籍したシュヴァリエ photo/Getty Images
GKのサバイバルは激しくなる
今夏にリールから国内の絶対王者パリ・サンジェルマンへと移籍したGKリュカ・シュヴァリエ。これで面白くなってくるのがフランス代表の守護神争いだ。
フランスは9月5日に2026ワールドカップ欧州予選でウクライナ、9日にアイルランドと対戦するが、それに向けた代表メンバーの中にもシュヴァリエの名前は入っている。シュヴァリエはPSGでジャンルイジ・ドンナルンマに代わる新守護神になろうとしており、フランス代表に入るにふさわしい実力者と言える。
しかし、フランス代表にはミランGKマイク・メニャンもいる。ミランは昨季苦いシーズンを過ごしているが、近年のメジャートーナメントではメニャンが代表の守護神を務めてきた。昨夏のEURO2024、今夏のネーションズリーグ準々決勝、準決勝、3位決定戦でもメニャンがゴールマウスを守っている。
現段階では代表の先輩である30歳のメニャンが一歩リードかもしれないが、シュヴァリエがチャンピオンズリーグなど大舞台で結果を残せば評価も変わってくるかもしれない。
仏『L’Equipe』によると、代表監督ディディエ・デシャンもPSG移籍でシュヴァリエの評価は変わってくると語っている。
「移籍によって彼はより注目を浴びるようになった。リールで目立っていなかったわけではないが、PSGでは状況が違うからね。GKには序列があるが、それは進化していくものだ。3月、6月のゲームで非常に決定的な活躍を見せてくれたマイク(メニャン)の功績を否定することはないよ。トップレベルのGKが揃うことに不満はない。
まだ経験値ではメニャンが圧倒的に上であり、2026ワールドカップでシュヴァリエがメニャンを追い越す可能性はそれほど高くないのかもしれない。しかしメニャンに刺激を与える存在になるのは確かで、フランスはGKのサバイバルも激しくなっていきそうだ。