決勝点を決めたカラバフMFカシュチュク Photo/Getty Images
ベンフィカに3−2で勝利
UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズにてアゼルバイジャン王者が歴史的勝利を挙げた。
チャンピオンズリーグ2次ラウンド、3次ラウンドと突破し、プレイオフではセルティックにPK戦の末勝利して17−18シーズン以来2度目の本戦出場を果たしたカラバフ。
クラブとして、そしてアゼルバイジャンのチームとしてもCL本戦での勝利は初だという。チームを率いるグルバン・グルバノフ監督は試合後の会見で選手を賞賛。「まず最初に、選手たちに祝福を送りたい。彼らは素晴らしい試合で素晴らしい勝利を収めた。相手の方が優勢で負けてもおかしくない試合だった。試合序盤に2失点し、巻き返すのは簡単ではなかったが、それでも選手たちは信じ続け、諦めずに最後まで戦って1点を返し、結果勝利することができた」と選手たちを労った。
現地メディア『Azerisport』は「ファンタスティック・カラバフ」という見出しで「アゼルバイジャンのカラバフは、チャンピオンズリーグの初戦でサッカー界最大の番狂せの一つ、いや、最大のセンセーションを巻き起こした」と報道。「勝利は常に嬉しいものだ。評価の低いチームにとって、チャンピオンズリーグでの勝利、かつアウェイでの勝利は素晴らしいことだ。その上カラバフは単に勝利しただけでなく逆転劇まで演じた。
歴史的勝利を収めたカラバフは次節、10月1日にDF鈴木淳之介が所属するコペンハーゲンとホームで対戦する。