アッレグリらしい渋いミランが戻ってきた 2戦連続クリーンシー...の画像はこちら >>

モドリッチの加入も効いている photo/Getty Images

堅守をベースに勝ち点を重ねる

開幕節こそ昇格組のクレモネーゼに敗れる波乱があったが、マッシミリアーノ・アッレグリが指揮官に復帰したミランは第2節のレッチェ戦(2-0)、第3節のボローニャ戦(1-0)と連勝を記録。ここまで悪くない立ち上がりと言えよう。



中でも伊『Calciomercato』が称賛するのが安定した守備だ。アッレグリは3バックをベースとし、レッチェ戦は相手の枠内シュートを2本、ボローニャ戦では相手の枠内シュートをゼロに抑えている。このあたりはさすが経験豊富なアッレグリだ。

攻撃面も次第に良くなっていると同メディアは評価していて、8位に終わった昨季のチームから大きく変わろうとしている。

「ボローニャ戦の内容を分析すれば、ミランのサポーターは満足するはずだ。このチームは相手にほとんどチャンスを与えていない。ボローニャの攻撃は危険なものではなく、守備は1年前より格段に良くなっている。攻撃でも興味深いプレイが見られるようになってきた。ボローニャ戦でもさらに得点を奪えたはずだ」

「40歳にして並外れたチャンピオンであることを証明したモドリッチは特に称賛されるべきだ。攻撃の起点となり、決定的なゴールでそれを締め括った。ラビオも同様に称賛されるべきだ。彼はこのチームのベテランのように見えた。
走力、クオリティ、計り知れない選手だ。監督が彼の獲得を強く望んだ理由がすぐに分かった。並外れた影響力だ」

攻撃面に関してはFWラファエル・レオンを怪我で欠いているため、レオンが復帰すればチャンスメイクの質も上がってくるだろう。まずは守備の安定を評価すべきで、今季のミランは一味違っている。



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