フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。

4月26日(金)の放送は、「外国人観光客への返答」に関する相談を紹介しました。

外国人観光客からの「英語は話せるか?」という質問…何て答える...の画像はこちら >>

※写真はイメージです



<リスナーの相談>
外国人観光客が増えて、道を聞かれるなどの機会がとても増えました。「英語を話せるか?」という質問に、何と答えるのが正解なのか困っています。

だいたいは「○○はどこか?」などの質問なので、簡単な英語やボディランゲージで解決しています。しかし、たまに「英語は話せるか?」という質問から入る人がいるのです。

話せるか・話せないかでいうと「NO」ですが、今までの経験上、簡単なことしか聞かれないことはわかっています。
しかし「ちょっとだけ話せる」や「YES」と伝えたとしたら、難しいことを言われても答えられないなと思ってしまいます。何と答えるのが正解だと思いますか?(神奈川県 40代後半 女性 技能/作業職)



父親の仕事の関係でアメリカやカナダで暮らした経験があり、英語を話せるパーソナリティの住吉。「『YES』と答えて『これしかしゃべれないのか』とガッカリされたくないというのが、まさに日本の方の誠実さが出ていますね」とコメント。

続けて「スタッフもまさに同様の悩みを持っているそうです。ゴールデンウイークを迎えますし、ぜひ解決したいですね」と話し、リスナーにアドアバイスを呼びかけました。

外国人観光客からの「英語は話せるか?」という質問…何て答えるべき? 悩む相談者にアドバイス続々

パーソナリティの住吉美紀



――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。
この記事では、その一部のメッセージを紹介します。

◆「少しだけしゃべれる」を強調
私はカナダに留学経験があります。一般的な日本人に比べれば、英語はまあまあ話せるほうなのですが、小難しい質問をされたりすると、返答に困るレベルです。でも、せっかく日本に来てくれた外国人に対してお手伝いをしてあげたいと思う気持ちもあるので、そう言うときはこういうふうに答えています。

「Yes(満面の笑みを添えて)」と答えたあとは、やや大袈裟気味に「But! Only a little!(さらに満面の笑み)」と答えます。大袈裟に「Only a little(ほんの少しだけ)」と強調すれば、相手もそこまで期待しません。


外国人の場合、「こんにちは」「ありがとう」しか言えないけれど「日本語がしゃべれます!」と言う方も多いです。要するに、本当にしゃべれるかどうかよりも、お手伝いをしたいというおもてなしの心が重要だと思います。

円安の関係でインバウンドの観光客は今後も増えていくと思うので、みんなで訪日外国人を暖かく迎えてあげたいものですね。(東京都 50代後半 男性 会社員)

◆自信がない場合は翻訳ソフトに頼ろう
私はほぼ英語がしゃべれないので、すぐにGoogle翻訳のアプリを起動します。伝わっているかわかりませんが、言葉を指さして確認を取ります。「なるべくお手伝いしたいけれどしゃべれない」という状況が伝わるのか、それで怒られたことはありません。

そして、なるべく最後は「Have a nice trip!(よい旅を)」と伝えています。(東京都 30代前半 女性 技能/作業職)

◆きっと伝わるという気持ちをしっかり持つ
どこであろうとテキトーな服で歩いているせいか、地元民に見えるらしく、よく道を聞かれます。もし、「英語を話せますか?」と聞かれたら「Yes. But,not very well(はい。でもそこまで上手ではありません)」と言います。

そして、「犬と人間だって意思疎通が可能! 人間同士で通じないわけがない!」という気持ちで会話しています。(神奈川県 60代前半 女性 自営業)

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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/