タレントのユージとフリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめる、TOKYO FMの朝のラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。
8月6日(水)放送の「YellowHat TODAY’S KEY NUMBER」のコーナーでは、過去最多となる120の国と地域が参列した広島・原爆の日の平和記念式典について取り上げました。


ユージ 戦争は「残された家族もつらい。亡くなってしまった遺族...の画像はこちら >>

パーソナリティの吉田明世、ユージ



◆広島・原爆の日、平和記念式典に過去最多の参列
8月6日(水)、アメリカ軍による原爆投下から80年となる「原爆の日」を迎え、広島市の平和記念公園では午前8時から平和記念式典が営まれました。式典には過去最多となる120の国と地域、そして EU ヨーロッパ連合が参列しました。

また、広島県は5日(火)、「EXPO 2025 大阪・関西万博」で被爆と復興をテーマにした広島県の展示「RE:WORLD HIROSHIMA」(屋内展示場「ギャラリーEAST」)で、原爆投下前後の広島の様子を仮想現実(VR)の映像で疑似体験できるブースを出展(8月9日(土)まで)。専用ゴーグルで被爆前後の原爆ドーム周辺や復興した相生橋(あいおいばし)などの様子を再現した映像が観られます。

共同通信によると、約5分半の映像を体験した京都府の中学2年生は「教科書でしか知らない原爆ドームへの関心が高まった。平和を大事にしないといけないと思った」と話していたということです。



ユージ:ちょっとショッキングな VR 映像になるかもしれないけど、こうやって学びがあることによって、こんな悲しい出来事が現実に起こったんだなと(実感できる)。

吉田:そうですね。

ユージ:いまだにどこかで戦争が起こっているっていう現実。あれからこれだけの時間が経ってもまだ……だって原爆投下から80年ですよ。80年経ってもいまだに戦争している世界があるっていう、これは本当に悲しいことだなって、戦争はしちゃいけないんだなと思いますよ。

吉田:実際に原爆を体験した方で(当時の模様を)語れる方も少なくなっているなか、映像だったりVRの映像というのは、戦争の怖さを語り継ぐうえでは大切なものかなと思いますね。


ユージ:前も言いましたけど、僕のおじいちゃんは(第二次世界大戦の際に)日本の神風特攻隊(神風特別攻撃隊)のメンバーだったんですね。出陣命令が出たんですけど、出陣前に戦争が終わったと。ただ、本人はやっぱり先に逝った仲間たちがいるのに、自分は(戦地にも)行けなかったと。天国からその仲間たちは生き残った自分をどう見ているんだろうっていう葛藤があったっていうね。(戦争は)残された家族もつらい。亡くなってしまった遺族もつらい。本当に戦争はなくなってほしいなと思います。

<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月曜~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/
番組公式X:@ONEMORNING_1
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