フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。

8月15日(金)の放送は、「高校の志望校選び」に関する相談を紹介しました。

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※写真はイメージです



<リスナーの相談>
高校3年生の娘の進路ついて相談させてください。娘は大学進学を希望しており、受験勉強に励んでいますが、志望校が決まっていません。「学びたいことはあるけれど、そんなに強い思いはない。履修内容、大学の雰囲気、学生の雰囲気、通学時間などを複数の大学で比較して考えてみると、どんどんわからなくなってくる」と言っています。

オープンスクールに参加したり、さまざまな情報を集めて比較してみたりしましたが、決めかねるようです。このままだと、受験対策ができそうにありません。みなさんは志望校に迷った際、どのようにお決めになりましたか?(神奈川県 40代後半 女性)



さまざまな要素を考慮して、自分に合った大学を選ぶことは大変です。住吉は「通い始めてみるといろいろ見えてくるんですけど、入る前にどこが合っているか考えるのは本当に難しいですよね」と悩みに寄り添います。

また、自身の大学選びを振り返り、「決め手となったのは、母と一緒に大学をまわったことです。キャンパスの雰囲気が完全に決め手となりましたね」とコメントし、その他のリスナーにアドバイスを呼びかけました。

“志望校”が決まらない高3の我が子…悩む相談者に“人生の先輩”からのアドバイス続々

パーソナリティの住吉美紀



――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。
この記事では、その一部のメッセージを紹介します。

◆オープンキャンパスに参加してみよう
まず大切なのは、どんな大学生活を送りたいかを考えることです。アルバイトをたくさんしたいのか、勉強に集中したいのか、資格を取りたいのかなど、自分の希望を整理するといいと思います。私は教員免許を取ること、勉強に集中したいことを優先して大学を絞りました。

次におすすめなのは、実際にオープンキャンパスへ行くことです。オープンキャンパス以外でも休日などに大学のある街を訪れてみると、雰囲気がわかり、それが意外と決め手になることもあります。また、資料請求をして学びたい学部以外の雰囲気を見たり、その大学のアピールポイントを知ったりすると、自分のやりたいことや学びたいことがうっすらと見えてくると思います。

自分と向き合ってじっくり考えることはとても大事な時間だと思うので、無理せず頑張ってください。(千葉県 20代後半 女性 会社員)

◆大学で何を重視したいのか整理する
夫が提案してくれた方法なのですが、結婚式場を決めかねていたとき、重視する項目をいくつか挙げて、それを5段階で評価し、合計点の高い式場に決めたことがあります。志望校選びでも、自分だけで決められない場合は、誰かと一緒にこの方法を試してみるといいと思います。

私と夫は別々に採点しましたが、最終的に意見が一致しました。第2希望以下は違っていて、その違いを話し合ううちに、自分が何を大事にしているかが明確になりました。


私は高校3年生の担任をしています。生徒たちも受験勉強を頑張っています。お子さんが希望する進路に進めることをお祈りしています! 頑張ってください。(千葉県 30代後半 女性 会社員)

◆納得できる選択のために優先順位を書き出す
高校3年生の夏から秋にかけては、模試や受験勉強と並行して情報も一気に増えていきますよね。履修内容、大学の雰囲気、通学時間など、それぞれが大事な要素なのに優先順位をつけるのは簡単ではありません。

そんなときは一気に結論を出そうとせず、まずは「嫌じゃないもの」「ワクワクするもの」だけをゆるくピックアップしてみるのも手です。進路は“正しい選択”より“納得できる選択”が大事。迷いの時間も将来の自分の軸を作る大切なプロセスです。

混乱を整理するために、優先順位ワークシートのような形を作ってみてはいかがでしょうか。(東京都 50代前半 男性 その他)

<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/
番組公式X:@BlueOceanTFM
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