Netatmoが、超音波式の風速・風向センサー「Netatmo Wind Gauge」を発表。
CSE 2015の会場で展示を行っていました。
このセンサーは単体では動作せず、スマートフォンと連携するWi-Fi対応ウェザーステーション『Netatmo ウェザーステーション』に追加して使用するためのモジュールです。
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一般的に連想される風杯型風速計(カップがクルクル回るタイプ)ではなく、計測には超音波を利用しています。
風によって超音波の電波時間に差異が生じることを利用した方式で、可動部分がないためメンテナンスがほぼ必要なく、雨や雪の影響を受けにくいので高精度の測定が可能とのこと。
この方式は主に高価な業務用センサーに使われ、コンシューマー向けでは珍しいと説明していました。

『Netatmo ウェザーステーション』では、これまで
- 気温 (屋内外)
- 湿度 (屋内外)
- 気圧 (室内)
- CO2 (室内)
- 騒音 (室内)
- 降水量 (屋外・別売り)
といった項目の計測に対応していましたが、この「Wind Guage」によって待望の風速・風向が加わることで、いよいよ「パーソナル百葉箱」が完成することになります。

価格はUS$99(約11,700円)、発売は2015Q2を予定しているとのこと。
国内では正規代理店のフォーカルポイントから発売されると思われます。
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