■<就活企業研究シリーズ>企業業績、従業員数、給与と最近の株価



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シリーズでお伝えしている「就活企業研究シリーズ」。最新のデータを参考に、慶應義塾大学商学部の卒業生が就職する就職先人数が上位企業ランキング及びその上場企業1社についてピックアップをし、有価証券報告書( https://www.smfg.co.jp/investor/financial/yuho/h3103bchanki_pdf/h3103_00.pdf )をもとに過去5年間の業績動向、従業員数、年間平均給与や最近1年間の株価動向について見ていきましょう。



■慶應義塾大学商学部の卒業生が就職する上位企業ランキング



慶應義塾大学が発表した2019年4月現在の同大学商学部を卒業した就職人数が6人以上の上位就職先は以下の通りです。



  • 三井住友銀行:16人(13人)
  • アビームコンサルティング:14人(9人)
  • 東京海上日動火災保険:13人(6人)
  • 大和証券:12人(11人)
  • 三井住友海上火災保険:11人(6人)
  • 野村證券:11人(9人)
  • みずほ銀行:10人(7人)
  • 日本生命保険相互会社:10人(7人)
  • 三菱UFJ銀行:9人(4人)
  • 有限責任監査法人トーマツ:9人(6人)
  • SMBC日興証券:8人(8人)
  • 三菱電機:8人(6人)
  • 富士通:8人(4人)
  • EY新日本有限責任監査法人:7人(6人)
  • エヌ・ティ・ティ・データ:7人(2人)
  • キーエンス:7人(6人)
  • 三井住友信託銀行:7人(1人)
  • 電通:7人(2人)
  • アクセンチュア:6人(5人)
  • りそなホールディングス:6人(3人)
  • 三菱UFJ信託銀行:6人(5人)
  • 住友商事:6人(4人)
  • 新日鐵住金:6人(4人)
  • 損害保険ジャパン日本興亜:6人(6人)
  • 明治安田生命保険相互会社:6人(1人)

※カッコ内は女子で内数



■就職先企業の業績、従業員数、給与と最近の株価



さて、上位就職先企業の中から、特徴的な企業の業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。



三井住友銀行

同社の過去5年の業績動向を見ていきましょう。



投資家が注目する親会社株主に帰属する当期純利益は、2015年3月期の7369億円から2017年3月期の5431億円まで減益が続きましたが、その後は2018年3月期は6275億円、2019年3月期は6174億円でした。



では、同社の従業員数や給料はどうなっているのでしょうか。



連結の従業員数は5万8527人。また、単体の従業員数は2万8482人で平均年間給与は820.3万円となっています。平均年齢は36歳9ヶ月です。



最後に同社の過去1年の株価動向について見てみましょう。



同社の金融持株会社である三井住友フィナンシャルグループの株価を見ると、過去1年は、昨年秋には4700円を超えるなどしましたが、現在は3500円前後の株価水準となっています(2019年9月現在)。



三井住友フィナンシャルグループの過去1年の株価推移



【2019年最新】慶應義塾大学・商学部の学生が就職する上位企業ランキング

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■まとめにかえて



ここでお示ししたランキングや企業が必ずしも学生の人気ランキング順というわけではありません。



積極的に採用する企業が結果として上位就職先企業となっている側面もあります。ただ、学生が就職を希望しないことには最終的には就職先にはなりません。

その観点からも、採用側の企業と大学生の需要と供給が一致した結果といえるでしょう。



最後に、企業研究をする際には、今回参考したような有価証券報告書や決算説明会資料なども参考にするとよいでしょう。決算説明会資料はどの投資家にもわかるように説明がされていることも多く、学生にとっても有益な資料といえます。決算説明会資料はアニュアルレポートほど堅苦しくなく、事業ごとの業績が分かりやすい資料といえます。



【参考資料】

慶應義塾大学「慶應義塾大学 2018年度 上位就職先企業(3名以上 上位20社)」( http://www.gakuji.keio.ac.jp/life/shinro/3946mc0000003d8t-att/1_joi_2018.pdf )



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