■【東京株式市場】 2020年12月4日
■株式市場の振り返り-日経平均株価は4日ぶり反落、前日に続き狭いレンジ内での値動き
2020年12月4日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
- 日経平均株価 26,751円(▲58円、▲0.2%) 4日ぶり反落
- TOPIX 1,775.9(+0.6、+0.04%) わずかに4日続伸
- 東証マザーズ株価指数 1,221.7(▲11.1、▲0.9%) 続落
東証1部上場銘柄の概況
- 値上がり銘柄数:969、値下がり銘柄数:1,116、変わらず:93
- 値上がり業種数:18、値下がり業種数:15
- 年初来高値更新銘柄数:80、年初来安値更新銘柄数:6
東証1部の出来高は11億4,790万株、売買代金は2兆3,367億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。
目立った材料が乏しい中、週末の米国雇用統計発表を控え、やや様子見スタンスが強まりました。
そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏での推移となりました。前日に続く狭いレンジ内での推移となったものの、4日ぶりの反落で引けています。取引時間中の高値は26,799円(▲10円)、安値は26,646円(▲163円)となり、値幅(高値と安値の差)は約153円でした。
なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後はわずかにプラス圏を維持して4日続伸となっています。
■東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は連日で2,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は9,594万株、売買代金は1,843億円となり、いずれも前日より小幅に増加しました。
売買代金は157日連続で1,000億円を超えましたが、連日で2,000億円を下回っており、個人投資家の様子見スタンスが強まったようです。
また、利益確定売りに押された結果、株価指数は続落となりましたが、終値では1,200ポイント台を維持しています。
■シリコンウエハー大手のSUMCOが16連騰、「鬼滅の刃」賞味期限切れで東宝は6日続落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- デンソー(6902)
- オリンパス(7733)
- テルモ(4543)
ハイテク株ではオリンパスやローム(6963)が買われて年初来高値を更新し、世界的な半導体需要の高まりを背景にシリコンウエハー大手のSUMCO(3436)は怒涛の16連騰で年初来高値更新が続きました。
また、経済産業省が2030年代半ばに国内のガソリン車の新車販売をなくす目標を設ける方向で調整に入ったという観測報道を受け、日産自動車(7201)や日本電産(6594)などEV(電気自動車)関連銘柄が再び物色され、とりわけ、自動車部品最大手のデンソーが一時+8%超高へ急騰して年初来高値更新となっています。
その他では、菅政権の目玉政策の1つである不妊治療支援が加速する期待感で、あすか製薬(4514)が7連騰で4日連続の年初来高値更新となったことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- 東京エレクトロン(8035)
- ソフトバンクグループ(9984)
小売り株の一角が売られ、前日に急落した良品計画(7453)が大幅続落となり、エービーシー・マート(2670)、西松屋チェーン(7545)、ケーズホールディングス(8282)などが大幅安となりました。
また、株価上昇が続いた大型株が総じて利益確定売りに押され、上場来高値更新を付けた東京エレクトロンが急落し、エムスリー(2413)は大幅安で4日続落となっています。
その他では、人気漫画「鬼滅の刃」の最終巻が発売されて日中から書店に長い列が見られた一方、コロナ感染拡大で映画館への客足鈍化が懸念され、劇場版「鬼滅の刃」が好調の東宝(9602)が大幅安となりました。これで東宝株は6日続落となり、少なくとも株式市場では、「鬼滅の刃」は材料出尽くしとなっているようです。

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