この春から新しい土地や環境で一人暮らしをはじめたという人も多いのではないでしょうか。



一人暮らしがはじまって3ヶ月近くが経過し、そろそろなれてきた部分もあるのではないかと思います。



この記事では一人暮らしの1ヶ月のお菓子代の平均について総務省の家計調査をもとに紹介していきます。この春から一人暮らしをはじめた人や、長年一人暮らしをしている人の参考になれば幸いです。



■家計調査とは何か



家計調査とは、一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約9千世帯の方々を対象として、家計の収入・支出,貯蓄・負債などを総務省が毎月調査しているものです。



今回は2021年5月11日に公開された「家計調査 家系収支編 2021年1月~3月」の最新データを元に単身世帯、つまり、一人暮らしの方のお菓子代の1ヶ月の平均をみていきます。今現在一人暮らしをしている人や、これから一人暮らしをする人は参考にしてみてください。



■一人暮らしのお菓子代の平均は「2872円」



総務省が2021年5月11日に公開した「家計調査 家系収支編 2021年1月~3月」のデータによると一人暮らしのお菓子代の平均は2872円であることがわかりました。



また、男女別や年齢階級で金額が異なるのでみていきましょう。



■男女、年齢階級別でみる1ヶ月のお菓子代



まずはこちらのグラフをご覧ください。これは男女、年齢階級別に1ヶ月のお菓子代の平均を棒グラフにしたものです。



一人暮らしのお菓子代の平均を総務省の最新データで知る

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男女、年齢階級別でみる一人暮らしの1ヶ月のお菓子代の平均



■男性よりも女性のほうが1ヶ月のお菓子代が高い



男性と女性を比較すると、男性よりも女性の方が、1ヶ月のお菓子代が高いことがわかります。男性の平均は2495円、女性の平均は3199円と約600円の差があることがわかります。全ての年齢階級をみても男性が女性のお菓子代を上回っている階級はありません。



■男性は「~34歳」のお菓子代が最も低い



男性はこの中のデータで最も低い1837円というデータになっています。女性の「~34歳」は3028円となっていますので、約1200円の差があることがわかります。



■女性は「35~59歳」のお菓子代が最も高い



この中のデータで最も高い金額となっているのが、女性の「35~59歳」です。3927円となっており、それに対して男性は2528円でその約1400円の差があることになります。



■まとめにかえて



いかがでしたでしょうか。総務省が2021年5月11日に公開した「家計調査 家系収支編 2021年1月~3月」のデータによると一人暮らしのお菓子代の平均は2872円であることがわかりました。



男性と女性では女性の方がお菓子代は高い傾向にあり、その中でも女性の「35~59歳」が最も高く3927円となっています。最も低いのは男性の「~34歳」で1837円でした。少しでも一人暮らしの参考になれば幸いです。



参考資料

  • 総務省「家計調査報告」( https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html#shihanki )
  • 統計でみる日本「統計データ」( https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=2&tclass1=000000330001&tclass2=000000330022&tclass3=000000330023 )