近所のカルディにフラフラと寄ってみたところ、気になる商品が発売されていました。その名も『小さめどんぶり 親子丼』(アマノフーズ)。

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『小さめどんぶり 親子丼』(アマノフーズ)
アサヒグループ食品が展開するフリーズドライ食品群である「アマノフーズ」。アマノフーズと聞くと、お味噌汁やスープなどのちょっとした汁物のイメージでしたが、食品も出していたとは…。しかも親子丼。
公式サイトを見ると、『やわらか牛肉の卵とじ』や『五目中華あんかけ』などの他の味もあるんですね。存じ上げませんで失礼しました。ちなみにカルディ以外でも買える食品だそうです。

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親子丼といえば、もちろん筆者も作ったことありますが、卵のタイミングがシビアですし、仕上がりをきれいにするには専用の親子鍋が必要だったりと、手間暇かかるんですよね。それが「30秒で出来上がり」とは…。ドーラに「40秒で支度しな」といわれてもギリギリ間に合ってしまうというね。
248円、ちょっと高いかな…。でも30秒でできる親子丼をぜひ試してみたい…。
それでは早速、スペックから見ていきましょう!
■スペック
まずは簡単にパッケージの確認から。調理に必要なものは、熱湯100mlのみ。作り方は、袋の中身をうつわに入れ、100mlの熱湯を注いでから、とろみが出るまで30秒ほどかき混ぜる、それを温かいご飯にかける…というもの。

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うつわが2つ必要というところがポイントですね。あとは、注意書きにもありますが「お湯の注ぎすぎには、十分ご注意ください」。お湯を目分量で入れてしまうと、“卵スープ”になっちゃうということなんでしょう。
1食あたりのカロリーは92kcal。筆者が注目したいポイントとしては、タンパク質量が7.7gというところでしょうか。カロリー低い割に、なかなか良いタンパク質量を叩き出していますね。いつものご飯に、低カロリーでタンパク質を追加したいときにはいいと思います。

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原材料名を見てみますと、具材は鶏卵、鶏肉、たまねぎ、オニオンソテー、ねぎ、みつば。
■実食ッ!
香りもしっかり親子丼。お醤油とみりんの、いつもの匂いですね。食欲そそるわ~。

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食べてみますと、見事に親子丼ですね…。鶏のサイズ感が細切りなのが悔やまれますが、まあでもね、フリーズドライ製法で30秒で作れる究極のお手軽・親子丼、鶏肉の形にまでとやかくいうのは野暮というものかもしれません。それ以外は完全にしっかり親子丼で度肝をぬかれました。美味しいです。

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筆者はたまたま自宅にあった冷凍ご飯で作ったので、ご飯量は140g。食べる前は、具材の量に対してちょっと多いかな?と思いましたが、具材の汁っけもあるのでけっこう大丈夫でした。つゆだく感をしっかり味わいたい場合は100g~120gぐらいだといいかもしれません。

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分量としては「小どんぶり1杯分」ということで、ガッツリ食には向いていません。ただ、いつものご飯にプラスするのにちょうどいいと思います。個人的には「大盛り」バージョンをご用意していただけるとね、うれしいんですが。どうでしょうか…。
■最近のアサヒグループ食品
アサヒグループホールディングスの100%子会社であるアサヒグループ食品。アサヒグループホールディングスが8月10日に公開した「2021年12月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」によれば、グループ全体の食品事業については、巣ごもり需要を背景にフリーズドライみそ汁などの販売が好調。前年同期比1.6%増の608億4900万円。事業利益は6.6%増の57億8400万円、営業利益は2.8%減の52億3600万円となりました。

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オマケ:袋をあけたばかりの“フリーズドライ”状態はこんな感じ。この状態でしっかり親子丼の匂いがするのが面白い…
参考資料
- アサヒグループ食品「アマノフーズ「フリーズドライ」のひみつ」( https://www.asahi-gf.co.jp/special/amanofoods/ )
- アサヒグループホールディングス「2021年12月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」( https://www.asahigroup-holdings.com/ir/pdf/kessan/210810/2021_tanshin.pdf )